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ダイエットや、摂生のために夜8時以降はごはんを食べないという人がいる。中にはまったく食べないという人もいる。夜遅くに食べると太る、と言われているからだ。同じものを食べても、食べた時間によって体重の増え方が異なるというデータも出ている。「夜食べると太る」というのは、科学的にも本当らしい。
深夜に食べる場合は、ごはんや麺類、パンはやめる
これまでもたびたび、「夜遅いごはんは太る」と話題になっている。手軽にできるダイエットとして、夕食の時間を早めるという方法が広がっていて、ネットでは「午後8時以降は食べない」とか「午後10時以降は食べない」という人や、なかには「午後6時以降から」という強者もいる。仕事で帰りが遅くなり深夜に食べなければならない場合は、ごはんや麺類、パンなどの炭水化物をやめて、消化しやすいおかずだけを食べるという人もいる。
夕食を抜くダイエットもある。その代わり、朝と昼はしっかり食べてもよく、ダイエットに「禁物」の炭水化物や甘い物を食べるという人もいる。「短期間で効果が出る」そうだ。その一方で、「4キロやせたが、やめたら5キロ増えてしまった」という声もあがっていて、夕食抜きダイエットはリバウンドしやすいという難点があるのかもしれない。
ところで、夜遅くに食べない方がいいと言われる理由はいくつかある。
1つは食べた後すぐに寝るとエネルギーが消費されないからだ。食後2、3時間は起きているのが望ましいとされている。また、自律神経が肥満とも関係している。自律神経には交感神経と副交感神経があり、寝ている間は副交感神経が活発になる。すると体は「お休みモード」に切り替わり、翌日に向けて脂肪をためこもうとする。夜間には食べた分は脂肪として蓄えられやすくなる、というわけだ。
暗い時間に食べたマウスは体重が48%増えた
さらに近年の研究では、ビーマルワン(BMAL1)と呼ばれるタンパク質に夜間に脂肪をためこむ働きがあり、午後10時~午前2時にビーマルワンの量がもっとも多くなることもわかっている。ちなみにビーマルワンがもっとも少なくなるのが午後3時だそうだ。
新たなデータも出てきた。 米ノースウエスタン大学はマウスを使い、ダイエットに関する実験を行った。マウスを飼育する部屋は1日の半分を明るくし、半分を暗くした。その上で明るい時間帯にだけごはんを食べるマウスと、暗い時間帯にだけ食べるマウスの2つのグループにわけて6週間飼育したところ、体重の増加に変化があった。
明るい時間にごはんを食べたマウスは体重が20%増えたのに対し、暗い時間に食べたマウスは48%増えた。摂取したカロリーや運動量に差はなく、生物の体内に備わっている1日のリズム「サーカディアンリズム」が体重の増加に影響しているとみられている。医学誌「obesity」のサイトに2009年9月に掲載された。
「エスカーラ」は2009年9月13日、真夜中の空腹時に食しうる、「アリ」だと思う夜食に関するアンケート調査結果を発表した。それによると、トップについた食品は「海苔」で約1/4に達する人が回答していた。その他の回答もあわせ、「20代女性」の食事事情が垣間見れそうな回答ではある。
真夜中に空腹感を覚えてしまうと、なかなか眠れないのだという。しかし「眠るためだから仕方ないよネ」とばかりに脳内免罪符を乱発し食欲に任せて冷蔵庫内の食材を掃討すると、翌日体重計に乗ることが苦行となってしまう。
そこで調査母体に対し「一見すると『夜食にはどうかな』と思えるかもしれないが、これなら体重のこともあまり気にせずに食べてもいいような気がする」夜食、言い換えれば「アリだと思う『夜食』」について尋ねたところ、トップについたのは「海苔」だった。23.0%の人が「海苔ならOK」と回答している。
ボリューム感はほとんど無いように見える「海苔」だが、あの食感が意外な満足感を与えてくれるのだろうか。ただし「海苔をむしゃむしゃばりばりとむさぼる女性」というのは傍からは非常に妙な情景に見えるので、周囲の目には気を付けた方がよいかもしれない。
第二位の「シリアル」は同意を示す人も多いだろう。こちらも軽食としてはぴったりだし、食感もある。そのまま食べても牛乳をかけても体にもよさそうな気がするのもマル。
第三位と第四位は不思議にも同じ発酵食品が並んでしまった。好き嫌いが分かれる食品でもあり、匂いがキツくもあるが、少量で栄養たっぷり、菌の力がプラスの力を与えてくれそうな気がする。
その他、サプリメントや乾き物など比較的まともそうに見えるものから、ステーキや調味料(マヨネーズとか)など、海苔同様に「客観的に見ると少々怖い情景に感じられる」ものが並んでいる。元々「アリだと思う」という前提がついているから多かれ少なかれ「奇妙に覚えるかもしれない」食材がリストアップされているのだろうが、真夜中に「夜食」としてステーキをむさぼり食う女性は、あまり想像したくない気がする(笑)。
